また一人、職人さんと出会う(まさかの、、先輩!?)
- kuwashi kano

- 2020年10月16日
- 読了時間: 4分
こんにちは
今日も一日ありがとうございます。
午前中にお客様のご予約がなく前にひょんなことから知り合った「徳田」さんのところへ行ってみました。
アポなし訪問ですが。。。
お店は空いてます、中に数人の方がいて事情を聴いてもらっていると。。。
徳田さん(息子さん)登場、「わかります?」って聞くと一瞬戸惑ってましたがすぐ理解できたみたいでよく来てくれたね!と(*^^*)
徳田さんは熱海は伊豆山でシイタケ栽培をなさっている方です。
最近地元のテレビや新聞によくでてますので知っている方は多いと思います。
狩野も食べに行くレストランのシェフが徳田さんところのシイタケの香りが良くて。。。
なんてうわさ話を耳に挟んでました。
そんなさなか徳田さんとたまたま知り合うわけになったのですが、、、
じつは狩野はいろいろなことに興味を持っていて、
今はまだ口に出しては発表などできませんが、10年スパンで考えていることがあり
その見学を徳田さんにお願いしてました。
とっても人の好い方で「いいよ!」と言っていただいたので近いうちお伺いします!って言っておいたのは一か月前、、、今日こうやってやっとお邪魔できました(*^^*)
徳田さん、お仕事中にも関わらず手を止めてシイタケの話を歩きながらしてくれました。
(めちゃくちゃ広い傾斜の山の中)
原木栽培を勉強された徳田さんはお父様がここで35年前にスタートしたシイタケ農家を継いで営んでます。
太陽の光の調整が必要な菌があったり、杉の下で栽培したり、夏の菌?冬の菌?みたいな言い方をされてました。
菌は5種類あり使い分けと木を動かす作業、もちろん原木にドリルで穴をあけてそこにシイタケの菌を入れる作業は全てて作業です。
菌をいれてから1年半くらいで出てきます。
回収の終わった原木は廃棄します。
と言うことは。。。原木は??どうするのかな??
徳田さん、原木を切ることもお仕事で俺は木こりみたいなもんだよ、とおっしゃってました。
どうやら山の一部、ちょうどいい木をエリアで購入してきるみたいです。
切ったエリアはまた15年それらの木が成長するまで待ちます。
木を買い付けてきるところから始まり、菌付け、原木の世話、収穫、袋詰め、販売、、、
全てを家族でこなしてます(忙しいときはアルバイトとっているみたいです)
時にはイノシシがきて原木をひっくり返していきます(下にいるミミズをとるみたいです)
(イノシシに荒らされた原木)
さらっと書きましたが。。。
(肉厚で香りのいいシイタケ)
このシイタケ、200円。。。
安すぎません?
これだけの苦労と力仕事して。。。
でもご家庭で頂いている食材のほとんどはこういった職人の方々の日々の汗からできる恵なのですね。
そのことが分かっただけでもとても勉強になりました。
毎年地元の小学校3年生が社会科見学に来るそうです。
シイタケが苦手な子供たちも多いと思います、
でもこういった農家の方々の大変さがあっての食卓となるわけです。
いま一度このコロナ渦で大変なときだからこそ食に対するありがたみと、
何よりそこで頑張っている職人さんたちのこだわりに密着できた大切な時間でした。
徳田さん、今日は忙しい中ありがとうございました!
中学の一つ年上の先輩だなんて知りませんでした(笑)
(まさか、中学の時の狩野の名前なんとなく憶えているなんて。。。すごい)
そして忙しい中自分みたいな訳のわからない人間の話を聞いてくれてありがとうございました!
またいろいろ勉強しに伺いたいと思いますのでよろしくお願いします!
一つの事を追求して続けるってとても大変なことです。
一つの事も全うできないのに違うことをやろうとすると、
「おいおい、大丈夫?」とか思われることありますが、
狩野的には行動あるのみです。
世間は go to とか一丸で国の向かう方向に従うのもとても大事ですが、
短い人生、いろいろな事に挑戦するのもありなんじゃないかな?って思えてきました。
何をするにも「余裕」がなきゃ、、って考えがちですが
余裕ないときに頑張ると意外といい結果になることもあるんです(*^^*)
引き続き
「悠々として急げ」です。
(景色最高なところで持参のおにぎりパクリと)
明日は。。。
14時以降にお席の空きがございます。
皆様のご予約をこころからお待ちしてます。

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